久々のブログ更新。
相変わらず不安定な世界情勢でネガティブな要因が揃い、なかなかリスクオンといった展開が予想しづらいですが、12月の2週目の日経225チャートの分析をしてみようと思います。
12月10日からの日経225の相場展開はどうなる!?
上のチャート図はトレーディングビュー(Tradingview)の日経225先物ミニ(12月限)の3分割画面、左から1時間、4時間、日足チャートです。
- 1時間:上昇↑
- 4時間:下降↓
- 日足:下降↓
- 週足:下降↓
1時間足は陽線が出現し少し反発している局面ですがその他の上位時間軸のトレンドは全て下落トレンドを示しています。
強い下落トレンドではありますが、21035円付近には過去何度も跳ね返されている節目のYearly Pivotがあるので、ここから積極的に売り込んでいくのも少々難しい局面でもあります。
なので、下手な突っ込み売りで持ち上げられないように注意が必要です。
1時間足では陽線が出現しているので21500円ぐらいまで値を戻してくれたら売りの好機が見つかるかも知れません。
いずれにせよ「売り」のチャンスを伺う方針でOKでしょう。
ここから日経225先物の上昇と下落の2つのシナリオを考える
ここから日経225先物の上昇と下落の2つのシナリオを検討していきたいと思います。
日経225先物の上昇パターンのシナリオ
まずは反転上昇のパターン。
21000円を試した後、突破できずにWボトムをつけて反発上昇するシナリオですが、この情勢でWボトムの底を買いに行くのはかなり難しい芸当と言わざるを得ません。
上昇が一段落して戻し終わったのを確認してから再度「売り」なら狙いにいけそうです。
日経225先物の暴落のシナリオ
次は暴落のシナリオ。
直近のスイングの高値22720円と安値21070円をそれぞれA点、B点とし、安値B点からの戻した高値21735円をC点としてABと同じ値幅1650円下落するAB=CDパターンが発生したとすれば、D点は20085円となります。
心理的節目の20000円と、20070円付近にMonthly PivotのS3があり、この辺りで下げ止まる可能性が1つ考えられます。
まぁ、相場予想なんて当たるも八卦なのでやらなくともトレードで勝つことはできます。
トレンドフォロー手法の神髄は「トレンドの一致を待ってその方向に仕掛ける」ただそれだけです。
仮にエントリー後に逆行して反対の売買シグナルが出たら?
サクッと損切りするだけです。
大きなトレンドに乗ることができればそれまでの損切り分は余裕で回収できるのですから。
問題はエントリーのサインが出てるのに「エントリーしたり、しなかったりする」ことが大問題です。
理由は「大トレンドがいつ発生するかは誰にもわからない」からです。
わからないんだったら、サインの一致で必ず仕掛けないといけません。
決めたトレードルールがあるのならば、それは絶対に遵守しなくてはならないのです。
まとめ
アルゼンチンで開催されたG20が終了しても米中の対立は収束の気配を見せていません。
アメリカは中国製造2025計画を潰すためにファーウェイの副社長をカナダで拘束、そして友好国に対しても通信インフラにファーウェイ、ZTE等の中国企業を排除するように要請しており、日本でもそれに追随する動きが見られます。
さらに、短期金利と長期金利が逆転した「逆イールドカーブ」現象が起きており、この現象は1969年以降、景気後退前の10~16か月前に発生しています。
さらに、10年周期で訪れると言われている金融危機ですが、今年はリーマンショックから10年の年です。
今年2018年もあとわずかですが、2019年にかけてより一層の警戒が必要です。
はじめまして、以前日経平均先物ですぐに退場してしまったのですが、また勉強したいと思ってこちらのブログにたどり着きました。初心者の私にも大変わかりやすいです。ありがとうございます^ ^
みちさん
コメントありがとうございます。
今後も有益な情報を発信できるように心がけていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
叢雲様
ブログで仰る通り、先物もチャートってMT4みたいなのが全然ないのですね。楽天のiSPEED もショボい。。(>_<)
おススメのトレーディングビューにしたところ、かなり良い感じです^ ^
ありがとうございます!
使い方がまだまだ良くわかってませんが、おススメのインジケーターセット出来るように頑張ります!
先にminiのデーターセットアップからですね。頑張ります^ ^
みちさん
トレーディングビュー使って頂けたのですね。普及活動を頑張っている身としてとてもうれしいです。ありがとうございます。
先物の場合はFXと違って証券会社が客の注文を呑めないので収益源が手数料収入のみですから儲からないんですね。
なので先物のチャートツールに予算を投じないので全く進化しません。
何でもいいのですが、トレンドが把握できるインジケーターと、
節目のピボットを表示できるインジですね。
いずれもフリーで数多くの種類が公開されているので試してみて下さい!
225がもっと知りたい
川崎さん
コメントありがとうございます。
差し支えなければ具体的にどのようなことが知りたいでしょうか?
今後の記事に反映させていきますのでご意見をいただけますと幸いです。