先週のFOMCで今年4回目の利上げが実施されました。
不安定な世界情勢に加えて追い打ちのような利上げによりNYダウは大幅下落を続けています。
当然、アメリカ市場の下落の影響をもろに受ける日経平均も連れ安となり暴落中です。
今後もリスクオンになる材料が見当たらず何処まで下がるかいよいいよ予想がしづらいですが、年末の日経225チャートの分析をしてみようと思います。
12月25日からの日経225の相場展開はどうなる!?
上の図は日足の日経225CFDチャートです。
12月25日の午前2時過ぎの時点で19400円付近まで下落中。7本連続の陰線が出現してまさに暴落相場です。
上のチャート図はトレーディングビュー(Tradingview)の日経225先物ミニの2分割画面、左から日足、月足チャートです。
- 日足:下降↓
- 週足:下降↓
- 月足:下降↓
月足で長大陰線が出現。月足の平均足(改)も陰転して長期の時間軸も含めて全て下降トレンドで一致しました。
目先の節目としては、19500円にYearlyピボットのS1とオプション権利行使価格があります。
19300円~19500円のゾーンは出来高の大きい価格帯ということもありこのゾーンがサポートとして機能する可能性があります。
その下は心理的節目の19000円、その下は昨年の安値18210円でしょうか。
当面は19000円~19500円のゾーンで踏みとどまれるかどうかが注目です。
19000円台で持ちこたえられない場合は18210円も覚悟が必要かも知れません。
まとめ
米中の対立激化に加えてさらなる不安定要因が飛び出しました。
先週トランプ大統領がマティス国防長官の反対を押し切ってシリアからの米軍撤退を決め、アフガニスタンからも完全撤退するようです。
マティス国防長官は電撃辞任し、トランプ政権から重要な閣僚が次々と去って行きます。
中東からアメリカが退くとパワーバランスの崩れから中東情勢が混迷を深めていくでしょう。
中東で大規模な戦火が起こる可能性もあり、その場合は世界経済や株価に深刻な打撃を与えるのでは無いかと思います。
さらに、短期金利と長期金利が逆転した「逆イールドカーブ」現象が起きており、この現象は1969年以降、景気後退前の10~16か月前に発生しています。
さらに、10年周期で訪れると言われている金融危機ですが、今年はリーマンショックから10年の年です。
株価が下げ止まらない現在、私たちは今まさにバブル崩壊のまっただ中にいるのかも・・・知れませんね。
CFDでUS30を最近始めました。
ドキドキしながらデイトレードしてますが、この下げ相場、しばらく放置していた方が圧倒的に勝てるような気もします。
※初知見のピボット、勉強になりました。
ヒルさん
コメントありがとうございます。
そうですね。私も下目線でいいと思います。
ただ最近は相場が乱高下していますので往復ビンタにはくれぐれもお気をつけて。
ピボットは節目としておおむね有効に機能しますが、年末年始の相場参加者の少ない時期には
有効性は下がる可能性がありますのでその点はご注意ください。