明けましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願いします。
早速ですが、最近の気になる出来事について触れていきます。
年明けの1月3日の東京時間にドル円が108円台後半から一気に4円も円高に振れました。
原因はAppleの業績不振で相場全体がリスクオフムードになったこと、AIがニュースに強く反応したとのことです。
すでに市場の主要なプレーヤーとなりつつあるAIですが、ニュースに強く反応するのが特徴です。
薄商いで動きやすい環境であったとも言えますが、これだけニュースで一気に変動するのであればスイングトレードはますます難しくなり、今後はデイトレード、スキャルピングに優位性を見いだしていくしか個人投資家の生き残る道は無いのではないかと思います。
現在は米中貿易戦争、ブレグジット、日米FTA交渉などなど、リスクオフ要因があまりに多すぎて予想がしづらいですが、年始の日経225チャートの分析をしてみようと思います。
2019年1月4日からの日経225の相場展開はどうなる!?
上の図はドル円の1時間足のチャートです。
年明けの1月3日の東京時間にドル円が108円台後半から一気に4円も円高に動きました。
Yearly Pivot S1付近で反発し、現在は107円台の後半で推移しています。
2018年の大納会では何とか2万円台に踏みとどまった日経平均ですが、年明けの2019年1月4日の3時現在、日経225CFDは19500円台で推移しており、明日の大発会では500円近く窓を開けて下落という幸先の悪いスタートとなりそうです。
日経225先物の月足の分析 アベノミクス相場の終焉か!?
上のチャート図はトレーディングビュー(Tradingview)の日経225先物ミニの2分割画面、左が週足、右が月足チャートです。
月足チャートでは平均足(改)ローソク足の長い陰線が出現し、2012年をボトムとした長期上昇トレンドもトレンドラインを下に割り込んできました。
アベノミクス相場の終焉の可能性を示唆するようなチャート形状になっています。
週足チャートでも平均足(改)ローソク足は長い下ひげの陰線で下落トレンド継続です。
直近の節目としては、19500円にYearlyピボットのS1、19300円~19500円のゾーンは出来高の大きい価格帯ということもありこのゾーンがサポレジとしてある程度は機能する可能性があります。
その下は2017年の9月の安値19090円、心理的節目の19000円、その下は年末に一度試した18840円、2017年の4月の安値18210円でしょうか。
- サポート&レジスタンス
- 19675円(Weeklyピボット)
- 19500円(YearlyピボットS1)
- 19300円~19500円のゾーン(価格帯別出来高が大きいゾーン)
- 19165円(WeeklyピボットS1)
- 19090円(2017年の9月安値)
- 19000円(心理的節目・オプション行使価格)
- 18840円(2018年年末安値)
- 18210円(2017年の4月安値)
まとめ
2019年から日米FTA交渉が始まりますが、トランプは厳しい態度で臨んでくる可能性があります。
円安を容認しない為替条項を突きつけられてしまうとリスクオフの円高に輪をかけて円高に振れる可能性もあります。
株価にとってはマイナス要因ばかりですが、ここから一方的に下落トレンドに以降していくと判断するのは早計で、一旦戻してトリプルトップを形成して後の本格下落、またはある程度の値幅のレンジ相場に以降する可能性も考えられます。
不安定要素の多い乱高下相場が予想されますが目先の上下の変動の売り買いで往復ビンタを食らわないように要注意です。
基本的には売り目線でいいとは思います。
コメントを残す