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日経225自動売買 Yankees001(BELFORT)2021年11月の成績と過去の傾向について

日経225先物のチャート分析はTradingviewがおすすめ

日経225先物の自動売買システム「Yankees001」を2月の初旬に当サイトで紹介いたしました。

※岡三オンライン証券版の 「Yankees001」と松井証券版の「BELFORT」は名称が違うだけでシステムは同一のものです。

10月末現在においてどのような成績の推移になっているのかの確認と、過去11年間の11月の成績、傾向の分析を共有したいと思います。

Yankees001(BELFORT)の詳細ついては以下の記事をお読み下さい。

Yankees001(BELFORT)の2020年の11月と2021年11月の成績

2021年11月週間成績当月累計損益
11月1週-320円-320円
11月2週-330円-650円
11月3週+380円-270円
11月4週+450円+180円
11月5週-380円-200円
2021年11月合計損益-200円
2020年11月週間成績当月累計損益
11月1週+290円+290円
11月2週+150円+440円
11月3週-150円+290円
11月4週-300円-10円
11月5週+430円+420円
2020年11月合計損益+420円

BELFORTの直近のおさらいです。4月、5月、6月、7月と4ヶ月連続プラスでトータル成績がプラ転した直後の8月に420円のマイナスを食らい2021年のトータル成績がマイナスに転じました。

そして9月に8月の負け分を取り返して再度年間プラスに転じるも、10月の370円の負けにより再び年間マイナスに転落。一進一退の展開が続いています。

今年の11月相場はどうなるのでしょうか。

ちなみに昨年の2020年11月の成績は +420という成績でした 。

日経225の11月のシーズナルパターンの傾向について

まず日経225の11月のシーズナルパターンチャートを確認しましょう。

11月から年末にかけて大幅上昇するパターンが確認できます。

標準的なモデルに従えば、10月末から11月にかけては1年の間で株を仕込むのに良いタイミングであると言えます。

出典:EquityClock.com

Yankees001(BELFORT)の過去10年間の11月の成績はどうなのか?

2019年11月週間成績当月累計損益
11月1週+130円+130円
11月2週-30円+100円
11月3週-120円-20円
11月4週+120円+100円
11月5週+260円+360円
2019年11月合計損益+360円
2018年11月週間成績当月累計損益
11月1週+30円+30円
11月2週-490円-460円
11月3週+250円-210円
11月4週-130円-340円
11月5週-180円-520円
2018年11月合計損益-520円

次に、過去の成績の詳細を1週単位でさかのぼって確認していきましょう。

2018年11月の月間成績は-520円、2019年11月の成績は+360円という結果です。


2017年11月週間成績当月累計損益
11月1週-200円-200円
11月2週-450円-650円
11月3週+230円-420円
11月4週+310円-110円
11月5週+100円-10円
2017年11月合計損益-10円
2016年11月週間成績当月累計損益
11月1週+110円+110円
11月2週-300円-190円
11月3週+120円-70円
11月4週+80円+10円
11月5週-20円-10円
2016年11合計損益-10円

2016年の11月は-10円、2017年11月も-10円となっています。


2015年11月週間成績当月累計損益
11月1週-230円-230円
11月2週-120円-350円
11月3週-220円-570円
11月4週+200円-370円
11月5週-120円-490円
2015年11月合計損益-490円
2014年11月週間成績当月累計損益
11月1週-20円-20円
11月2週+410円+390円
11月3週+260円+650円
11月4週+70円+720
2014年11月合計損益+720

2014年の11月は+720円2015年の11月は-490円となっています。


2013年11月週間成績当月累計損益
11月1週+230円+230円
11月2週+220円+450円
11月3週-460円-10円
11月4週+40円+30円
11月5週+20円+50円
2013年11月合計損益+50円
2012年11月週間成績当月累計損益
11月1週+20円+20円
11月2週+140円+160円
111月3週-270円-110円
11月4週+90円-20円
11月5週-60円-80円
2012年11合計損益-80円

2012年の11月は-80円2013年の11月は+50円となっています。


2011年11月週間成績当月累計損益
11月1週-60円-60円
11月2週-60円-120円
11月3週-100円-220円
11月4週-90円-310円
11月5週-130円-440円
2011年11合計損益-440円
2010年11月週間成績当月累計損益
11月1週±0円±0円
11月2週-160円-160円
11月3週+270円+90円
11月4週-80円-10円
11月5週-60円-70円
2010年11合計損益-70円

2010年の11月は-70円2011年の11月は-440円となっています。

Yankees001(BELFORT)の過去11年間の11月の成績の総括

年月勝敗成績
2010年11月-70円
2011年11月-440円
2012年11月-80円
2013年11月+50円
2014年11月+720
2015年11月-490円
2016年11月-10円
2017年11月-10円
2018年11月-520円
2019年11月+360円
2020年11月+420円
合計4勝7敗-60円

Yankees001(BELFORT)の11月相場の傾向としては、過去11年間で4勝7敗、月間勝率は36.3%、トータルの成績は-60円と強くはありません。

BELFORTはトレンドに逆張りする傾向があります。シーズナルパターンチャートのように11月に上昇トレンドが出れば負けやすいというのがこの結果に繋がっているのかもしれません。

慎重に行くのであれば、11月はYankees001(BELFORT)は稼働停止で様子見をするか、あるいは枚数少なめで勝負するのがいいのではないかと判断いたします。

Yankees001(BELFORT)の2021年の総合成績

年月勝敗成績最大ドローダウン
2021年1月+440円
2021年2月-300円
2021年3月-1,740円-3,700円
2021年4月+850円
2021年5月+660円
2021年6月+200円
2021年7月+10円
2021年8月-420円
2021年9月+570円
2021年10月-370円
2021年11月-200円
合計6勝5敗-300円

4月、5月、6月、7月と4ヶ月連続プラスでトータル成績がプラ転したのもつかの間、8月に420円のマイナスを食らい2021年のトータル成績が再びマイナスに転落

そして9月に8月の負け分を取り返して再度年間プラスに転じるも、10月の370円の負け、11月の200円の負けにより年間マイナスに転落。一進一退の展開が続いています。

ここからさらに成績が上向き最後に笑える日がくるのか?

はたまた再びドローダウン街道に突入し自動売買システムとして再起不能になるのか?

どのように転ぶか先のことはわかりませんが今後の推移を見守っていきたいと思います。

また、12月末にYannkees001の1月の過去の成績の検証、傾向についての分析記事もアップいたします。

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叢雲
叢雲(むらくも)と申します。 テクニカル学部インジケーター研究科所属。 株、日経225先物、くりっく株365、FXとそれぞれ年単位で一通り経験してきました。 色々経験してきましたが、株、FX、くりっく株365ともに一長一短でした。 2018年に入ってTreadingviewで大証の日経225先物のチャート分析ができるようになり、トレード環境が整ってきたことがきっかけで原点に立ち戻りました。 インジケーターマニアで日々Tradingview上でインジケーターを作成したりフリーのコードを改造したりしています。 現在は自分のトレード手法を確立し、日経225先物のトレードをしています。